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produced by市民・患者のための健康・医療コミュニケーション学会

生活習慣病マンガ

シリーズ別記事一覧

糖尿病・高血圧・脂質異常…次々に病気が発覚

マンガで読む生活習慣病の症例:小笠原幸太郎さん(仮名)38歳男性の場合身長は170cmで体重は82kg、車通勤で運動の習慣はなく、夕食前の一杯もやめられないという小笠原さん。2年前の健康診断で「高血糖、糖尿病の疑いあり」と言われたにもかかわらず放置していたことが妻にバレてしまい、しぶしぶ人間ドックを受けることに。すると血糖値の異常(糖尿病)に加え、肥満、高血圧、脂肪肝、脂質異常症……出るわ出るわ、生活習慣病のオンパレード。小笠原さんは生活習慣を改め、健康を取り戻すことができるのでしょうか?まとめ:生活習慣病の治療「生活習慣病」とは、不適切な食事や喫煙・飲酒、運動不足など、生活習慣を原因として起こる病気のこと。糖尿病や高血圧、脂質異常症(高脂血症)などがよく知られている。糖尿病や高血圧、脂質異常症などは、自覚症状がないことがほとんど。しかし放置すると動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞などの重大な病気につながるため、適切な治療が必要である。生活習慣病の治療の基本は、食事療法と運動療法による生活習慣の改善である。カロリーおよび塩分を制限し、節酒・禁煙を心掛け、日常的に有酸素運動を取り入れるようにする。生活習慣の改善だけで数値を良好に保つことが難しい場合は、薬を使った治療を行うことになる。生活習慣病は一朝一夕によくなるものではないので、治療には気長に取り組む必要がある。適切な量の薬を毎日きちんと飲み、食事・運動の管理を続けることが大切である。文:Open Doctors編集部作画:よしはな監修:横浜市立大学教授・医学博士/石川 義弘

2019.10.9

原因は濃いめの味付け?塩分制限と薬で治療

マンガで読む本態性高血圧の症例:丸山美鈴さん(仮名)41歳女性の場合これまで病気らしい病気をしたことがなく、健康には自信がある丸山さん。中学生と小学生の子どもを育てながら、夫とともに介護の現場で働いています。料理好きで、その腕前はなかなかのものですが、全体的に味付けは濃いめ。でも特に不調を感じたことはなかったので、あまり気にしていませんでした。しかし、健康診断の結果は「高血圧の疑い」。ショックを受けた丸山さん、高血圧がさまざまな病気の原因になることを知っていたため、早めに病院へ行くことにしました。まとめ:本態性高血圧の治療「本態性高血圧」とは、高血圧を引き起こすような特定の病気がないのに高血圧になっている状態のこと。ほかの病気を原因として起こる高血圧は「二次性高血圧」と呼ばれる。高血圧は心血管病(脳卒中および心疾患)の最大の危険因子とも言われており、脳梗塞や脳出血、狭心症や心筋梗塞などのリスクを高める。症状はなくても、治療が必要である。高血圧の治療は正しい血圧測定と記録から始まるといっても過言ではない。主治医に「血圧ノート」を見せながら、今後の治療方針を検討することになる。本態性高血圧が疑われる場合、まずは食事内容などの生活習慣を見直すことから始める。食事療法、運動療法、薬物療法の3つを組み合わせながら、適正血圧を目指して治療に取り組む。血圧は1日の中でも細かく変動しており、季節(主に気温など)に左右されることもある。冬場は血圧が上昇しやすい一方で、気温が高くなってくると血圧は低下しやすくなるため、主治医と相談しながら薬の量を見直す必要がある。高血圧は一朝一夕によくなるものではないので、治療には気長に取り組む必要がある。適切な量の薬を毎日きちんと飲み、食事・運動の管理を続けることが大切である。参考文献高血圧治療ガイドライン2014 – 日本高血圧学会文:Open Doctors編集部作画:ぐっちぃ監修:横浜市立大学教授・医学博士/石川 義弘

2019.10.9

2型糖尿病が進行。目や腎臓にも異変が

マンガで読む糖尿病とその合併症の症例:加藤景子さん(仮名)53歳女性の場合専業主婦の加藤さんは、33歳のときに2型糖尿病と言われ、38歳のときから糖尿病の薬を飲んでいます。きれいな景色を求めて仲間と旅行に出掛けるのが大好きなのですが、近頃はなんだか疲れやすく、息切れや足のむくみも気になります。目のかすみも気になるので眼科を受診すると、医師からは「糖尿病のせいかもしれない」と衝撃の一言。さらには「糖尿病が原因で腎臓も悪くなっているかも」とまで言われてしまい……。まとめ:糖尿病のさまざまな合併症糖尿病の3大合併症は、神経障害・網膜症・腎症。糖尿病を発症して数年~十数年ほどで、神経障害、網膜症、腎症の順に発症することが多い。神経障害では手や足の先がしびれる症状が出たり、逆に感覚がなくなったりする。神経障害の症状が出ない人もいる。糖尿病網膜症とは、糖尿病により網膜が障害を受けて視力が低下してしまうことを指す。糖尿病性腎症は慢性腎臓病(CKD)のひとつであり、重症度によって第1~5期に分類される。第3期以降では、進行を遅らせることはできても、元の状態に戻すことはできない。網膜症と腎症は自覚症状が出にくく、気付いたときにはかなり進行してしまっている場合も多い。定期的に受診し血糖・血圧のコントロールをはかることはもちろん、1年に1度は眼底検査や尿検査を受けるようにする。参考文献網膜症 ― 糖尿病情報センター糖尿病性腎症 ― 全腎協文:Open Doctors編集部作画:ぐっちぃ監修:横浜市立大学教授・医学博士/石川 義弘

2019.10.9

なぜか朝だけ血圧が高い? 早朝高血圧

マンガで読む早朝高血圧の症例:中沢友和さん(仮名)42歳男性の場合2年前に「本態性(ほんたいせい)高血圧」と診断され、1日1回、血圧を下げる薬を飲んでいる中沢さん。最近、娘が血圧計をプレゼントしてくれたので、家でも血圧を測定するようになった。しかし、朝方自宅ではかると、きまって高い数値が出てしまう。「あれ、今朝も血圧が高いな……」いつも外来では問題ない数値なのだが……。疑問に思った中沢さんは、かかりつけの医師に相談してみることに。まとめ:早朝高血圧の症状・検査・治療「本態性高血圧」とは、高血圧を引き起こすような特定の病気がないのに高血圧になっている状態のこと。ほかの病気を原因として起こる高血圧は「二次性高血圧」と呼ばれる。起床直後の血圧が135/85mmHg 以上の場合は、早朝高血圧の疑いあり。家庭での測定により気付くことも多い。早朝高血圧は、服薬治療により日中の血圧をコントロールできている人にも起こり得る。急な血圧の上昇(おおむね25mmHg)は脳梗塞や心筋梗塞のリスクになるため、薬の量や服薬のタイミングを変えるなどの対処が必要。正しく血圧を知るには、朝晩2回ずつの測定が望ましい。朝は起床後1時間以内、排尿後かつ朝食・服薬前に測定。夜は就寝直前に測定。入浴・飲酒後は避ける。高血圧治療の基本は生活習慣の改善。服薬していても、食生活の改善(減塩・摂取)と適度な運動は欠かせない。文:Open Doctors編集部作画:ぐっちぃ監修:横浜市立大学教授・医学博士/石川 義弘

2019.10.9

自己判断で治療を中止。再び襲い掛かる激痛

マンガで読む痛風の症例:木下潤さん(仮名)46歳男性の場合「いてててててっ! これってまさか痛風!?」ある夜、右足親指の付け根に猛烈な痛みを感じた木下さん(仮名)。あわてて病院に行くと、案の定「痛風発作」の診断だった。尿酸の排泄を促す薬を飲みながら酒量と摂取カロリーを減らし、一駅分歩くようにすると、尿酸値は順調に改善。「もう病院行かなくても大丈夫だわ」自己判断で治療をやめてしまった木下さんに、悪夢が再び襲い掛かる……。まとめ:痛風の症状・検査・治療尿酸値に異常がある場合、足の指の付け根などの関節に痛みが出たら、痛風発作の可能性も。高尿酸血症を放置すると腎臓の機能が低下してしまうこともあるため、早めの治療が大切。尿酸値を下げるには、まず運動と減量。摂取カロリーを抑え、適度な運動を取り入れるとよい。痛風は一度治っても、服薬や食事に気をつけないと再発しやすいため、油断は禁物である。自己判断で通院をやめるようなことはせず、きちんと処方薬を飲み、節制することが大切。文:Open Doctors編集部作画:ぐっちぃ監修:横浜医療科学研究所

2019.10.9

高尿酸血症を放置し痛風に。腎機能も低下

マンガで読む痛風の症例:松田聡(さとし)さん(仮名)43歳男性の場合3年前から、会社の健康診断で高尿酸血症を指摘されている松田さん(仮名)。もうすぐ、最愛の娘・ゆずきの保育園で運動会が開催される。親子競技に参加する予定なのだが、2日前から足の親指の付け根がチクチクと痛む。以前は湿布で治ったが、これってやっぱり痛風? はたして、運動会までに足の痛みはおさまるのか……!?まとめ:痛風の症状・検査・治療尿酸値に異常がある場合、足の指の付け根などの関節に痛みが出たら、痛風発作の可能性も。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を服用すれば、痛みは1週間程度で軽快する。高尿酸血症を放置すると腎臓の機能が低下してしまうこともあるため、早めの治療が大切。尿酸の生成を抑える薬による治療は、発作による痛みが治まったあとに開始する。「痛みがなくなったから」と自己判断で薬をやめると、痛風発作が再発することも。文:Open Doctors編集部作画:ぐっちぃ監修医師:横浜市立大学教授・医学博士/石川 義弘

2019.10.9

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