【マンガで解説!アルコール性肝障害②】 アルコール性肝障害が本当に怖い理由とは?
最終更新日:2020.11.12
アルコール性肝障害を放置すれば肝硬変になって死に至るかも?
アルコール性脂肪肝は症状がありませんが、そのまま放置してお酒を飲み続けると命にかかわる重い病気に進行する可能性があります。その過程をイシ先生に解説していただきました。
イシ先生のひとこと
- アルコールの大量摂取とは、日本酒を1日3合以上の飲酒を指します。これを5年以上続けると、高い割合でアルコール性肝障害を引き起こすことになります。


まとめ
- アルコール性肝炎になると、倦怠感、食欲不振、黄疸、発熱、嘔吐、下痢などの症状を引き起こします。
- さらにお酒を飲み続けると、アルコール性肝硬変へと進行します。こうなると治療で元の肝臓には戻せません。
- アルコール性肝硬変になってもお酒を飲み続けていると、命にかかわる重篤な病気に進行することがあります。早めに健康診断を受けて、必要ならば断酒、節酒などの対策をしてください。
作画:ぐっちぃ
監修:横浜市立大学講師・医学博士 梅村将就
※症例は特定の個人の実症例にもとづいたものではなく、医師の経験から起こりうる症例を作成しています。また、本症例作成時点での情報であり、現時点での標準治療や医療機関で行われている最新治療とは異なる場合があります。