【マンガで解説!痛風②】 知っているようで知らない「プリン体」の秘密
最終更新日:2020.10.1
おいしいお酒のおつまみは痛風の原因になる?
お酒のCMなどでもよく耳にする「プリン体」という名前。でも、実は詳しく知らない人が多いと思います。おいしいお酒のつまみに含まれているというプリン体について、イシ先生に解説してもらいました。


イシ先生のひとこと
- プリン体はあらゆる生物の細胞の中にある核酸を構成する主成分です。ほとんどの食品に含まれますが、なかでもレバーやタラコなどの細胞数の多い食品に多く含まれています。

まとめ
- 痛風を起こす尿酸の原料になっているのがプリン体。プリン体のとりすぎを控えることで痛風を予防できます。
- プリン体は生き物のDNAに多く含まれます。通常は体の中で分解されて尿酸になりますが、とりすぎによって血液中の尿酸濃度が高い状態が続くと高尿酸血症になり、痛風発作が起こります。
- 遺伝的に痛風になりやすい人もいます。まずは健康診断で尿酸値をチェックしましょう。
文:Open Doctors編集部
作画:よしはな
監修:横浜市立大学 医学部 講師・医学博士 梅村将就
※症例は特定の個人の実症例にもとづいたものではなく、医師の経験から起こりうる症例を作成しています。また、本症例作成時点での情報であり、現時点での標準治療や医療機関で行われている最新治療とは異なる場合があります。