【マンガで解説!糖尿病①】 患者数は増加傾向! 糖尿病を放置するとどうなる?
最終更新日:2020.9.3
自覚症状がなくても糖尿病を放置していてはいけない理由とは?
国内の患者数が1000万人を超えて、もはや「国民病」とも言われる糖尿病。実は恐ろしい血管病ですが、初期は自覚症状がまったくないので知らない間に進行することも。糖尿病を放置すると、QOL(生活の質)に大きく影響する重い病気に発展しかねません。その恐ろしさをイシ先生が解説します。


イシ先生のひとこと
- 1型糖尿病は自己免疫疾患などが原因で、インスリン分泌細胞が破壊されて引き起こされるものです。2型は遺伝的要因に食べすぎや運動不足などの生活習慣が重なって発症します。

まとめ
- 糖尿病は、初期の頃は自覚症状がないため気づきにくいのですが、放置すると大きな病気を引き起こす可能性があります。
- 糖尿病には、免疫の異常が原因の1型と生活習慣が主な原因の2型がありますが、2型が患者数の9割以上を占めます。
- 糖尿病が進行すると、足などが腐る壊疽(えそ)、腎臓の機能が低下する腎不全、失明などが起こりえます。糖尿病は初期のうちに手を打つことが大切です。
文:Open Doctors編集部
作画:よしはな
監修:横浜市立大学 医学部 講師・医学博士 梅村将就
※症例は特定の個人の実症例にもとづいたものではなく、医師の経験から起こりうる症例を作成しています。また、本症例作成時点での情報であり、現時点での標準治療や医療機関で行われている最新治療とは異なる場合があります。