【マンガで分かる!】子どもの熱中症、体が暑さに慣れていないこの時期こそ注意しよう
最終更新日:2020.5.26
子どもは大人より熱中症になりやすい?
例年、まだ体が暑さに慣れていないこの時期に、熱中症による救急搬送が急増するってご存じでしたか?今年はお子さんも外で自由に遊べない日々が続いており、まだ体が暑さに慣れていません。「密閉」「密集」「密接」のいわゆる「3密」を避けることに加え、熱中症にも気を付ける必要があります。
子どもの熱中症を防ぐにはどんなことに気を付ければいいのか、マンガで解説します。


ひとことメモ
- 体が暑さに慣れることを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」といいます。まだ暑さに慣れていないこの時期、熱中症で倒れる人が急増するのです。加えて子どもはまだうまく汗をかけなかったり、地面の熱さが伝わりやすかったりするので、より一層の注意が必要です。

ひとことメモ
- 服の素材や色に気を付け、帽子をかぶること。水筒を持参し、こまめに休憩をとりながら水分補給をすること。これらに加えて、今はマスクの着用が欠かせません。「感染しない・させない」基本の対策を実践すれば、お子さんが外遊びをすることは悪いことではありませんし、体力づくりのためにも大切なことです。手洗い・消毒を徹底し、咳エチケットを守り、3密を避ける。基本の感染症対策を守って、心身の健康を保つよう努めてください。

子どもの熱中症予防まとめ
- 汗をよく吸う、乾きやすい素材の衣服を着よう。色は黒っぽくないものを。
- 出かけるとき、特に天気のいい日は必ず帽子をかぶろう。今はマスクも忘れずに。
- ミネラル入りの水分を常に携帯しよう。のどが渇く前に水分補給を。
- 疲れをためないよう、涼しい場所でこまめに休憩をとろう。
文:Open Doctors編集部
作画:よしはな
監修:横浜市立大学 医学部 講師・医学博士 梅村将就
※症例は特定の個人の実症例にもとづいたものではなく、医師の経験から起こりうる症例を作成しています。また、本症例作成時点での情報であり、現時点での標準治療や医療機関で行われている最新治療とは異なる場合があります。