【マンガで解説!胃がんとピロリ菌②】 ピロリ菌に感染するとなぜ胃がんになるの?
最終更新日:2020.12.3
知っているようで知らないけれど、実はかなり怖い「ピロリ菌」
名前は聞いたことがあるけど、実はよく知らない「ピロリ菌」。本当は胃がんの原因になるとても怖い菌なのです。イシ先生にピロリ菌の正体と、どのように胃がんに進行するのか解説してもらいます。

イシ先生のひとこと
- ピロリ感染胃炎から萎縮性胃炎にならずに、胃MALTリンパ腫、機能性胃腸症、胃ポリープ、特発性血小板減少性紫斑病などになることもあります。

まとめ
- ピロリ菌は胃の粘膜にすみつく細菌です。ピロリ菌に感染すると慢性胃炎になります。
- 慢性胃炎は無症状ですが、放置すると萎縮性胃炎になり、そこから胃がんに進行することがあります。
- 胃がん予防に大切なのはピロリ菌の除菌治療です。ピロリ菌検査を受けて投薬治療を行ってください。
作画:ぐっちぃ
監修:横浜市立大学講師・医学博士 梅村将就
※症例は特定の個人の実症例にもとづいたものではなく、医師の経験から起こりうる症例を作成しています。また、本症例作成時点での情報であり、現時点での標準治療や医療機関で行われている最新治療とは異なる場合があります。