【マンガで解説!高血圧①】高血圧が「殺し屋」と呼ばれる理由とは?
最終更新日:2020.7.31
自覚症状のない高血圧は放置すると大変なことに!
高血圧は自覚症状もほとんどないため、危機感を持っていない人が多いかも知れませんが、実際は「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも言われる恐ろしい病気です。イシ先生に詳しく教えてもらいましょう。



イシ先生のひとこと
- 高血圧は血管に高い圧力をかけるため、血管の内側の薄い膜に傷がつき、血栓ができやすくなって、動脈硬化を起こします。動脈硬化が進むと、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。
まとめ
- 最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。
- 高血圧が「サイレントキラー(沈黙の殺し屋)」と呼ばれるのは、自覚症状のないまま放置すると命にかかわる重い病気を引き起こすことがあるからです。
- 高血圧になると動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞などの発症リスクが高まります。
文:Open Doctors編集部
作画:ぐっちぃ
監修:横浜市立大学 医学部 講師・医学博士 梅村将就
※症例は特定の個人の実症例にもとづいたものではなく、医師の経験から起こりうる症例を作成しています。また、本症例作成時点での情報であり、現時点での標準治療や医療機関で行われている最新治療とは異なる場合があります。