きっかけはハムスター。幼少期のアトピーも関係?
最終更新日:2019.10.9
マンガで読む喘息(ぜんそく)の症例:小林ともかさん(仮名)32歳女性の場合
両親と暮らす小林さん(仮名)は、5カ月前から飼い始めたハムスケにもう夢中! でも、2カ月前から鼻水・鼻づまり、1カ月前からはなんだか咳(せき)も出るように。クリニックで薬をもらったけど、やっぱり夜中に咳が出る。そういえば先生には、ハムスケを飼い始めたことを言っていなかったような…?








まとめ:喘息の症状・検査・治療
- 息を吐くときの「ヒューヒュー」音、深夜~明け方の咳は喘息の可能性も。
- 「ぜんそく」=「子どもの病気」ではない! ペットをきっかけに発症することも。
- 幼い時にアトピー性皮膚炎を発症したことがある人は、喘息にもなりやすい。
- 喘息治療の基本はステロイドの吸入薬。毎日定期的に吸入することが大切。
- 吸入の薬で症状をコントロールできれば、ペットと暮らし続けることも十分可能。
作画:ぐっちぃ
監修医師:横浜市立大学教授・医学博士/石川 義弘
※症例は特定の個人の実症例にもとづいたものではなく、医師の経験から起こりうる症例を作成しています。また、本症例作成時点での情報であり、現時点での標準治療や医療機関で行われている最新治療とは異なる場合があります。